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頭痛の時の吐き気・下痢の原因はセロトニン 今すぐできる予防と対策

頭痛と吐き気

頭痛でさえ嫌なのに、同時に吐き気や下痢が起こると非常に辛いですよね。

頭痛にも様々なタイプがありますが、頭痛の時、一緒に吐き気や嘔吐、下痢などの腹痛が起きるのは、片頭痛の症状です。片頭痛の中でも、セロトニン性片頭痛の可能性が高いです。

セロトニン性片頭痛って何?と思われたかも知れません。今回の記事では、吐き気や下痢を伴う頭痛の原因と、予防方法や対処方法をご紹介します。もちろんセロトニン性片頭痛についても解説します。

頭痛と共に吐き気や下痢が起きる原因とは?

吐き気や下痢を伴う頭痛はセロトニンが原因

吐き気や下痢を伴う頭痛は、症状の重いことが多いかと思います。それもそのはず。吐き気や下痢を伴う頭痛は片頭痛の症状だからです。

片頭痛の原因には大きく分けてエストロゲン性片頭痛とセロトニン性片頭痛の2つがあります。

前者のエストロゲン性片頭痛というのは、女性ホルモンのエストロゲンの分泌量の変化が原因で起きる片頭痛です。生理の周期と連動して頭痛が起きる方は、このエストロゲン性タイプです。
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そして、吐き気や下痢を伴う頭痛というのは、後者のセロトニン性片頭痛です。

セロトニンとは何か?

この耳慣れない「セロトニン」とは何でしょうか?

セロトニンは神経伝達物質の1つで、自律神経をコントロールしています。このセロトニンは、90%が小腸に存在しています。

身体がストレスを感じたなどの理由で、この小腸のセロトニンが過剰に分泌されると、腸管がギュギュ-と締めつけられるのです。その結果、胃の中のものが腸に流れ込まなくなり、胃が膨満し、吐き気や嘔吐が生じます。同様の理由で腹痛や下痢が生じます。

緊張すると吐き気や下痢をするというのは、多くの人に見られる現象ですが、これはストレスによって腸内のセロトニンが過剰に分泌されることが原因なのです。

実はこのセロトニンが、頭痛にも関係してくるのです。

先ほど、セロトニンの90%が小腸に存在しているとお伝えしましたが、残りの10%は血液中や脳内に存在しています。

血液中のセロトニンは血管の伸縮作用の役割を担っていて、血液中のセロトニン量が急激に増加すると、脳血管が異常に収縮します。

その後、血液中のセロトニン量が落ち着いてくると、今度は脳血管が緩んできます。片頭痛は、このような急激な脳血管の異常な収縮から拡張のタイミングで生じるのです。頭痛の時に、めまいや耳鳴りがするのも、この血管の収縮が原因です。

セロトニン性片頭痛を予防する4つの方法

脳内セロトニン量を増やす

ややこしい話なのですが、同じセロトニンでも、脳内セロトニンと血中セロトニンは役割が異なります。

わかりやすく言うと、脳内セロトニンは血中セロトニンの上司です。直接的には、血中セロトニンの量の変化が片頭痛の原因となっているのですが、その血中セロトニンのお目付け役が脳内セロトニンです。

脳内セロトニンの量が減少してしまうと、血中セロトニンのことをコントロールできなくなり、血中セロトニンが勝手に暴走するようになります。

ですから、片頭痛の予防には、脳内セロトニンの量を増やすことがとても大事になってきます。

脳内セロトニンを増やす効果的な方法は3つあります。日光に当たること、腹式呼吸をすること、ウォーキングをすることです。詳しくはこちらの記事をご参照下さい。
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ストレスを軽減する

前述で、さらりと「身体がストレスを感じたなどの理由で、このセロトニンが過剰に分泌されると」と書きましたが、セロトニンはストレスに影響を受けやすいのです。

ストレスは、片頭痛の誘因の中で最も大きなものです。ウォーキング、ヨガ、瞑想、自然散策、カラオケなど、ご自身に合った方法でストレスを発散させるようにしましょう。

頭痛ダイアリーをつける

幸いなことに、セロトニン性片頭痛は、片頭痛を引き起こす誘因を避けることによって頭痛発作の回数を減らすことが可能です。

片頭痛を引き起こす誘因は、ストレス、光、睡眠不足、匂い、気候の変化、食べ物など様々です。頭痛ダイアリーをつけて、ご自身の片頭痛の引き金となっているものを把握するようにしましょう。

予防薬を服用する

頭痛外来に相談すると、片頭痛の予防薬を処方してもらえます。ロメリジン塩酸塩、ベラパミル、バルプロ酸ナトリウム、プロプラノロール、アミトリプチリンなどです。

予防薬を服用し、頭痛発作の回数を減らすことで、薬物乱用頭痛の予防にもなります。

吐き気を伴う片頭痛には注射で対処する

いくら片頭痛の誘因を避けても、全ての頭痛発作を防ぐことは難しいでしょう。

片頭痛発作が起きた場合、頭痛薬を使うことになりますが、吐き気を伴う頭痛の場合、口からの服用だと効果が薄いかも知れません。前述の通り、セロトニンの影響で腸管が締めつけられれていて、薬が腸まで届きにくいからです。

吐き気を伴う頭痛の場合、注射タイプの頭痛薬が効果的です。自宅で簡単に自己注射ができる頭痛薬がありますので、慢性的な片頭痛に悩まれている方は頭痛外来で相談するとよいでしょう。

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