頭痛を治そう!

必ず見つかるあなたのための頭痛解消法

頭痛に効く漢方薬 頭痛のタイプ別目的別一覧

漢方薬を選ぶときの注意

一般的に頭痛によいとされる漢方薬はありますが、誰に対しても同じ薬がよいわけではありません。

漢方では西洋薬と違い、「症状」だけで薬を処方することはありません。漢方では、証(しょう)と言われる、本人の体質や体力、症状の現れ方などを判断して薬を処方します。
参考: 私に合う漢方薬の見つけ方

体質により飲まないほうがよい薬もあります。漢方薬は必ず信頼できる病院、薬局で処方してもらいましょう。

頭痛のタイプ別目的別一覧

前述のとおり、漢方薬の場合、病状によって薬が処方されるわけではありませんが、一般的に頭痛によいとされる漢方薬をご紹介します。

頭痛のタイプ 予防・体質改善 頭痛発作時
片頭痛 呉茱萸湯(ごしゅゆとう) 五苓散(ごれいさん)
緊張型頭痛 葛根湯(かっこんとう)五苓散(ごれいさん)
めまい頭痛 半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじつてんまとう)
高血圧頭痛 釣藤散(ちょうとうさん)
低気圧頭痛 五苓散(ごれいさん)

片頭痛に効く漢方薬

片頭痛によいとされる漢方薬は呉茱萸湯(ごしゅゆとう)と五苓散(ごれいさん)です。

呉茱萸湯は、飲み続けていると体質改善で片頭痛を起こしにくくなると言われています。ただし、体質改善は短期で効果が現れるものではありません。

五苓散は、頭痛の痛みが発生したときに飲むものです。片頭痛の痛みには劇的に効くと言われます。

また、片頭痛が起きそうという予兆を感じたタイミングで飲むと、頭痛が起こりにくい、痛みを軽減できるという報告もあります。

呉茱萸湯と五苓散をうまく活用すれば、トリプタン製剤などの西洋薬の服用回数を減らすことが期待できます。

緊張型頭痛に効く漢方薬

緊張型頭痛は、頭痛の中で最も多いタイプで、緊張型頭痛を引き起こす誘因も様々です。そのため、緊張型頭痛によいとされる薬も様々です。

ここでは、緊張型頭痛によいとされる代表的な漢方薬、葛根湯(かっこんとう)と五苓散(ごれいさん)をご紹介します。

葛根湯は、風邪薬というイメージがありますが、肩こりや筋肉の緊張からくる頭痛に効果があります。寝違え頭痛にも効きます。ただし、葛根湯は比較的体力がある時に使う薬です。高血圧や心臓病の方は避けたほうがよい場合もあります。

五苓散は、片頭痛にもよく効く漢方薬ですが、もともとは緊張型頭痛に効く薬として認知されていました。五苓散は、様々なタイプの頭痛に効果があるため、体質的に合うのであれば試してみたい漢方薬です。

慢性頭痛の診療ガイドラインが推奨する漢方薬

日本神経学会・日本頭痛学会が監修をしている「慢性頭痛の診療ガイドライン2013」の中で、頭痛に対して効果を証明するような研究結果が得られているとされている漢方薬は次の5つです。

呉茱萸湯(ごしゅゆとう)

呉茱萸湯を用いて、慢性頭痛に79.5-89%の高い改善率が認められたという報告があります。特に血管性頭痛でも痛みの強いものに高い改善があり、2週間以内に効果を感じられるケースが多かったとのことです。

桂枝人参湯(けいしにんじんとう)

慢性頭痛において、61.4%の改善率を示したという試験結果があります。呉茱萸湯よりも低い数字ですが、体質によっても異なると思いますので、医師の指導のもと、試してみる価値はあるでしょう。

釣藤散(ちょうとうさん)

慢性緊張型頭痛150例に対して94.0%の改善率という試験結果があります。

葛根湯(かっこんとう)

50%の頭痛改善率の研究結果がありますが、もともと葛根湯は短期間服用することが多いもので、本来の漢方薬に合った使用方法に基づいた研究を考慮すべきとしています。

五苓散(ごれいさん)

五苓散は、水分代謝を促進する作用があります。特に脳浮腫に関係するアクアポリン4を抑制する効果が確認されています。

 参考にさせていただいた文献・サイト 

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