頭痛を治そう!

必ず見つかるあなたのための頭痛解消法

仮病ではない!理解してあげたい子供の頭痛

子供の頭痛
子供にも頭痛があります。ただ、症状が大人とは同じではなく、本人もうまく症状を伝えられないため、仮病と思われてしまうことも少なくありません。

子供の頭痛で親がケアしてあげたいのは、学校や友達との関係です。

頭痛の痛みで本当に辛いのに、周りから精神的なものであるとか、仮病であるとか見られてしまうと、本人に逃げ場がなくなります。また、学校を休むことが多くなることで、友達との関係がうまくいかなくなることも懸念されます。

子供の頭痛を理解し、原因を特定し、できるだけ頭痛を起こさない生活をサポートしてあげましょう。

子供の頭痛の特徴

子供の頭痛が仮病だと勘違いされやすいのが、その特徴にあります。子供の頭痛は、突然に発症し、発作時間はあまり長くなく1-2時間程度で治まります。

さっきまで元気に走り回っていた子供が、突然具合が悪そうにしたり、逆に具合が悪いと言っていた子供が、いつの間にか元気に遊んでいるということもよくあります。

そのため、親は何か嫌なことがあって痛みを訴えたのだな、仮病だなと考えがちです。

しかし小児の頭痛の有病率は、世界各国の調査で3.8-13.5%となっていて、決して珍しい病気ではないのです。

腹痛、嘔吐、めまいを伴うのも子供の頭痛の特徴です。

頭痛になりやすい子供の特徴

頭痛になりやすい子供にはいくつかの特徴があります。

  • 親が片頭痛である
  • 乗り物よいしやすい
  • 自家中毒を起こすことがある
  • 寝起きが悪い
  • 花粉症や食べ物アレルギーである

親が片頭痛だと子供が片頭痛になる確率が高いと言われます。残念ながら、片頭痛は遺伝するのです。

また、最近ではアレルギーと頭痛の関係がクローズアップされるようになってきました。お子さんがアレルギー体質という場合、アレルギーを起こさないための食生活にも気を配ってみましょう。
よい油でアレルギーを予防する


子供の頭痛を予防する方法

子供の頭痛を予防する方法は、基本的に大人の頭痛に対応する方法と同じです。

ここからは、嘔吐を伴うなど比較的症状の重い、子供の片頭痛を予防する方法をご紹介していきます。

頭痛を予防する方法は、頭痛を引き起こす誘因をなるべく避けることと、頭痛を起こしにいく体質にしていくことの2つです。

朝食をきちんと食べる

血糖値が下がると頭痛が起こりやすくなります。昼食前に頭痛が起りやすいというお子さんは、空腹が原因かも知れません。
空腹時頭痛

大人でも空腹で頭痛を起こすのですから、子供にはしっかりと朝食を食べさせましょう。

テレビやゲームを控えめにする

強い光は片頭痛の引き金となります。テレビやゲーム機器からは、強い光が発せられていますので、遊ぶ時間を決め、使う時間を限定するようにしましょう。

また、直射日光などの強い光も同じです。外出の際は、帽子をかぶるなどして予防をしましょう。

チョコレートを食べない

チョコレートに含まれるチラミンやヒスタミンという物質が、片頭痛の引き金になると考えられています。

もし、心当たりがあるならば、チョコレートは避けておいたほうがよいでしょう。
チョコレートで頭痛になる人

チョコレート以外にも、特定の食べ物が原因で頭痛を起こす場合もあります。頭痛ダイアリーを利用して、特定の食べ物が頭痛を引き起こしていないか記録することをお勧めします。

ストレスを軽減する

大人にとっても、ストレスは頭痛を引き起こす最も大きな原因の1つですが、子供でもそれは同じです。
ストレス頭痛の原因

子供は大人よりもずっと繊細で、ストレスを敏感に感じ取ります。学校等で悩みを抱えていないか、子供のことをよく観察してみましょう。

マグネシウムを摂取する

マグネシウムやビタミンB2は、偏頭痛の頻度を減少させる効果があるとされ、慢性頭痛の診療ガイドラインでも摂取が推奨されています。

ひじき、こんぶ、納豆、ワカメ、あさりなどを積極的に食べるようにしましょう。

睡眠のリズムを整える

睡眠不足が頭痛の原因になることは、なんとなくご想像いただけると思いますが、実は寝過ぎも頭痛の原因となります。

寝過ぎると、脳の血管が膨張し、片頭痛の引き金となるのです。

早寝、早起き、そして一定の時間に寝る、起きるの睡眠のリズムを作るようにしましょう。

適度な運動をする

慢性頭痛の診療ガイドラインでも、食事・睡眠に並んで、適度な運動が推奨されています。

運動はストレス解消、頭痛予防に優れた効果を発揮します。お子さんの様子を知るためにも、親御さんも一緒に運動するとよいでしょう。


知っておきたい子供の頭痛薬の知識

予防でなるべく頭痛を起こさないことが望ましいことですが、痛みがひどい場合、頭痛薬を使用することもあるかと思います。

ここでは、子供の頭痛に推奨される頭痛薬と、効果的な使い方をご紹介します。

グレードAで推奨される子供の頭痛薬

慢性頭痛の診療ガイドラインでは、小児片頭痛の急性期治療の第1選択薬として、イブプロフェンとアセトアミノフェンが効果的でかつ安全であるとしています。

アセトアミノフェン

アセトアミノフェンは妊婦用にも処方されることのある、安全性の高い薬です。安全性が高い分、効き目は弱くなります。

市販薬の中で、アセトアミノフェン単一成分の小児用頭痛薬は、小児用バファリンのみです(2015年6月22日現在)。

イブプロフェン

イブプロフェンの鎮痛作用は、アセトアミノフェンよりも優れているのですが、イブプロフェンの小児用市販薬は、現時点では認可されていません。病院で処方してもらう必要があります。

効果を高める頭痛薬の飲み方

頭痛薬を飲むコツとしては、頭痛発作が始まってから、なるべく早く段階で使用することです。頭痛発作から時間が経過し、痛みが強くなってから服用しても効果が薄くなります。

できるだけ子供に薬を飲ませたくないという気持ちはわかりますが、服用が遅れて薬の効果が薄くなると、頭痛への恐れの増大、頭痛薬の服用回数の増加につながりかねません。

また、コップ1杯のたっぷり目のお水で飲みましょう。そうすることによって、効き目を早くすることができます。ジュースと一緒に飲むのは避けましょう。薬の効果が出るのに時間がかかってしまう場合があります。

子供にはアスピリンはNG

大人の片頭痛には、アスピリンが優れた効果を発揮しますが、子供の頭痛にアスピリンを使用するのは避けましょう。

ウイルス性の病気にかかった15歳未満の子供にアスピリンを投与すると、激しい嘔吐や意識障害を起こす恐れがあります。

アスピリン成分の入った市販の小児用頭痛薬はありませんので、通常は誤飲することはないと思いますが、大人用の頭痛薬を半分の量にして服用させるというようなことは絶対にやめましょう。

例えば、先にご紹介した小児用バファリンの成分はアセトアミノフェンで安全ですが、大人が使うバファリンAの成分はアスピリンです。

同じバファリンの名前が入っていても、成分は全く違うものです。量を減らしたからといって、子供用に使えるわけではありません。

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